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雨が降っていて 少し肌寒い
目の前の喫茶店に
逃げ込みたかった
時計の針 チラッと見た
30分の遅刻

傘もささずに
慌てて走ってくるあなた
せっかく整えた髪も
台無しね
ハンカチで濡れた髪を
拭いてあげた
「子供じゃないから
自分でやるよ」
照れるあなた

わたしとあなた
会えばケンカばかり
どちらも頑固なのが
欠点ね
でも あなたは
そこが長所だと主張する
どうでもよい話で
盛り上がる二人

雨の日曜日
人々は憂鬱そうに
下を向いて
足早に歩いてく
「これからどこに行こうか?」
「面白い映画 やってるね」

わたしの傘をあなたに差し出し
一緒に肩をくっつけながら
ゆっくり ゆっくり無言で歩く
穏やかな空気が流れる昼下がり

なんてことのない いつもの 光景

 どこかで
 どこかで
 明日の輝きを願いながらも
 現実には涙に暮れている人が
 いるのかも

 どこかで
 どこかで
 生きる意味さえも
 解からなくなってしまった人が
 いるのかも

幸せ色に包まれた空間の中に
身を置きつつ
ふと そんなことを考えてしまった

いつしか雨も止み
空には大きな虹が出ていた

 どこかで 
 希望をなくした誰かも
 この虹を見てるかな~

消えるのを惜しむかのように
いつまでも
煌めいている
七色の虹

 どこかで
 ず~っと
 ず~っと
 見ていて欲しい

虹の残像を
心にはっきりと
描けるほど
見ていて欲しい

そして

心に浮かぶ虹を
いつまでも
永遠に
見つめ続けて欲しい

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