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Marin snow

太陽の光が届かない
冷たいだけの
暗黒の世界で
ひっそりと生きていた

そんな深い闇の世界に
Marin snowが 降り注いでいる

静かに
静かに

哀の世界に 空しさを覚え
ふらりふらりと ここに辿り着いた
そんな わたしの上にも
Marin snowは 降り注いだ

役目を終えた
無きに等しい Marin snow

わたしにとっては 掛け替えのない
恋人以上の存在のように思えた

愛を囁くわけでもない 白い残骸たち
ただ静かに わたしを抱きしめる

朽ち果てた残骸で作られた
辺り一面に広がる 白い絨毯
孤独に耐えながら そっと身を沈めた

親ねこの傍らで安心しきった こねこのように
白い絨毯に包まれながら 静かに瞳を閉じた

  (過去に掲載した詩です。)

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